投げ出された夜の真ん中で
何を考えたらいいのだろう
明日のことを考えるには
少し時間が足りないみたいで

ちょっと散歩に出かけてみよう
いつものパーカー 赤いスニーカー
静まりかえった町の中では
砂漠の中の迷子のようで


ポツリ ポツリと等間隔に
目印のような明かりとは逆に
遠ざかっていく眠りの気配
今夜も羊を数えて


眠りの王様 私を助けて
もうこれ以上羊は飼えない
羊の出荷が間に合わない
昔流行ったあの歌は
ジンギスカン



2人にとって特別な夜に
何を話せばいいのだろう
ただそこにある存在を認め
あなたの言葉を僕が確かめ

優しい気持ちとカップスープが
心の隙間に入り込んだら
今日の終わりが迎えに来て
あとは朝まで運んでくれる


時計を見たって何もなくて
海を漂うクラゲのように
揺られていたって眠れないから
今夜はクラゲを数えて


眠りの王様 私を助けて
海を埋め尽くすクラゲの大群
これじゃ今年は泳ぎに行けない
お腹も空いたしあれ食べよう
ジンギスカン


昔流行ったあの歌は
ジンギスカン ジンギスカン
昔流行ったあの歌は
ジンギスカン ジンギスカン

昔流行ったあの歌は
ジンギスカン ジンギスカン
昔流行ったあの歌は
ジンギスカン ジンギスカン



作詞:ダミアン火事腹
作曲:神童666